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災害に備えたBCP対策について

災害に備えたBCP対策について | ITインフラ

こんにちは!今回は、地震や火災などの災害に備えたBCP対策についてご紹介します。

 

企業のサーバーの災害対策とは?

企業のサーバーの災害対策とは、災害が発生した際にもサーバーの稼働を維持し、業務継続を確保するための対策のことです。企業にとって、サーバーが停止することは大きな損失となり、業務継続に深刻な影響を与えることがあります。そのため、サーバーの災害対策は、BCP対策の重要な要素となっています。

 

サーバーの災害対策のポイント

サーバーの災害対策において重要なポイントは以下の通りです。

1.バックアップの実施

サーバーのデータやシステムのバックアップを定期的に実施することで、災害が発生した場合にもデータやシステムを復旧することができます。バックアップデータの保存先は、別の物理的場所に保存することが望ましいです。

2.遠隔地へのデータの転送

災害が発生した場合、サーバーが稼働不能になることがあります。そのため、遠隔地にデータを転送することで、災害が発生した場所にアクセスできなくても、業務を継続することができます。

3.ミラーリングの導入

ミラーリングとは、サーバーに保存されているデータを同期させ、複数の場所で同時にデータにアクセスすることができるようにする技術です。ミラーリングを導入することで、サーバーが停止した場合でも、バックアップサーバーから業務を継続することができます。

4.災害発生時の対応プロセスの策定

災害が発生した場合の対応プロセスを策定し、BCPチームのメンバーに周知することが重要です。対応プロセスには、従業員の安全確保、サーバーの停止、バックアップサーバーへのデータ転送、業務継続プランの実施などが含まれます。また、災害対策の訓練を定期的に実施し、BCPチームのメンバーが迅速かつ正確に対応できるようにすることも大切です。

5.サーバーの物理的な保護

サーバーの物理的な保護も重要なポイントの一つです。サーバールームやデータセンターは、地震や洪水などの災害から保護されるように構築されている場合が多いですが、万が一のために、防災対策の強化や建物の補強などを行うことが望ましいです。

 

まとめ

企業のサーバーの災害対策は、BCP対策の重要な要素の一つです。バックアップの実施や遠隔地へのデータ転送、ミラーリングの導入、災害発生時の対応プロセスの策定、サーバーの物理的な保護などを実施することで、サーバーの稼働を維持し、業務継続を確保することができます。BCPチームのメンバーに対して、災害対策の訓練を定期的に実施することも忘れずに行いましょう。

 

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